第2章 2
振り返ってみれば男だけしかいないむさ苦しい集まり
その真ん中に加えタバコをする土方がいる。
「オウオウ ムサい連中がぞろぞろと何の用ですか?キノコ狩りですか?」
「そこをどけそこは毎年真選組が花見をする際に使う特別席だ」
睨み合う土方と銀時
「どーゆー言いがかりだ?こんなもんどこでも同じだろーがチンピラ警察24時か てめーら!」
「同じじゃねぇ そこから見える桜は格別なんだよなァ みんな?」
「べつに俺達ゃ酒飲めればどこでもいいッスわ〜」ひ
一人の隊士が胸を掻きながら話す
「アスファルトの上だろーとどこだろーと構いませんぜ酒のためならアスファルトに咲く花のよーになれますぜ!」
沖田も酒を掲げながらいう
「うるせェェ!!ホントは俺もどーでもいーんだがコイツのために場所変更しなきゃならねーのが気にくわねー!!」
銀時の態度を見せつけるかのように隊士達に半ギレしながら言う
「大体山崎場所とりにいかせたはずだろ…どこいったアイツ?」
「ミントンやってますぜミントン」
起きたの指さすほうをみればバドミントンをする山崎の姿
すかさずに土方は山崎の元に行く。
「山崎ィィィ!!」
「ギャァァァァ!!」
なんとも言えない悲鳴が響く
「あ…いたいた〜銀さ〜んやっと見つけた〜」
山崎と土方の隣をスタスタと通り過ぎ銀時の元に走る
「まみちゃんじゃん遅かったな…」
「お弁当作ってたのとお登勢さんからお酒貰っちゃったんだけど重くて…もしかしてもう終わってましたか?」
まみはすぐさま銀時の元に行き持っていた荷物を置き話し出す
「うお!まみも来たアル!!」
「お待たせ神楽ちゃん」
にこっと優しく笑えば抱きつく
「まみさんこんにちは」
「新八くんにお妙さんこんにちは〜花見日和ですね〜」
そしてすぐ近くで伸びている人に気付く
「…あれ…近藤局長さん??」
「ほらまみこっちに戻りなさい…ゴリラが伝染るよ?あとストーカーも」
「…それよりもまみさんその人と知り合いなんですか?」
新八がいう
「え、えぇ知り合いといいますか…上司です。」
にこっと困った顔で言う
「「「エ、エエェェェェェ!!?」」」