第2章 気持ちはunsuppressed
「「カンパ〜イ!!」」
「監督...つぎにきた」
「真澄くん。ありがとう」
「アンタ、何飲むの?」
「私はビールでいいよ」
「アンタお酒強くないでしょ。
ほどほどにね」
「ま、真澄くん。その通りです」
「酔ってるアンタも見てみたいけど」
「だめだめ。
どうなるかわからないよ?..なーんて」
「監督さん、ずいぶん積極的なんじゃない?」
「ぁ、至さん!やだ。冗談ですよ〜」
「ははっ。ごめんごめん
このあと、二次会は俺達の部屋で
やるつもりなんだけど監督さんもどう?」
「いいですね!
参加させていただきます」
「アンタが俺の部屋に..
添い寝する気になった?」
「なってませんっ」
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「ぁっ、お邪魔しま〜す」
「監督さん!みんな待ってましたよ!」
「ココ、カントクのホウソウ席ネ」
「シトロンさん
放送席じゃなくて特等席ッス」
「ツヅルそれネ!マスミの隣がトクトー席」
「俺の膝の上空いてるよ、監督」
「特等席どころじゃない、真澄。
監督が困るだろ」
「うるさい。綴はだまって」
「もぅ、真澄くんも綴くんも仲良くねっ」
「真澄は相変わらず監督さん大好きだね。
そして、ブレない2人」
「ちょ、至さん面白がってるッスよね」
「そろそろ漫才組めるんじゃない?
ね、咲也」
「やるなら、シトロンさんがボケ担当で
綴くんはもちろんツッコミ担当ですよね」
「嫌だッ!ツッコミどころ満載すぎて困る」
「あぁ...マンサイ堂いきたい」
「至さん!!話の点ズレてますよ?!」
「ナイスツッコミです!綴くん」
「咲也まで..。至さんに吹き込まれたのか」
「ツヅル、ワタシとバンザイやろうか」
「なんでここで万歳三唱なんスか?!」
「もう既に始まっている、漫才。ワロタ〜」
「ああ、監督助けて下さい」
「今度はコメディ系を開演しようか?」
「それだけは勘弁してくださいッ!!」
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