第1章 先輩。1
次は〜駅。〜駅です
満員電車は人が多いから降りるのが大変だ。特に行きと帰りが大混雑。
「ちょ、け、じ...待って、!」
やばい...!!転ける...!!
?「おっと。大丈夫?」
もうすぐで転げるところで誰かが助けてくれた。
この制服、音駒高校だ。
「あ、ありがとうございます。」
?「いえ、気をつけてね」
赤「春歌?!大丈夫か?!」
「う、うん。」
今の人、すごくかっこよかった。髪はすごく印象的だったけど、一瞬で心を奪われた。
音駒高校か...。
いままでずっと京治の後ろを付いていくだけだったのに私は、あの人のことをもっと知りたいと思った。
「京治、私」
「音駒行く。」
今日初めて恋というものを知りました。