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先輩。【HQ】

第3章 先輩。3


ドンッ キュキュッ


体育館にはボールが床に叩きつける音。シューズが床に掠れる音。部員達の掛け声などが聞こえた。
久しぶりの感覚に私は懐かしく思えた。京治の試合を見に行ったのは中学校最後の試合。
話によると音駒高校バレー部は昔強豪だったらしい。


?「おぉ!研磨!」

研「あ、クロ」


クロ?え...もしかして、あの人...


黒「ん?隣の子研磨の彼女?笑」

研「違うし。クラスメイトの、」

「桜沢春歌です。」

黒「ん?あー。なんかどっかでみたことあるな」


クロさん?は私の顔をじっとみてきた。やばい。私顔赤くないかな...?!


「あ、あの 黒「あぁぁあ!!!」

黒「電車で転びそうだった子!!」

「え、あ、はい。」


まさか覚えてくれてたとは思ってもいなかった。それだけの事なのに、私はなぜかすごく嬉しかった...。


「あの時 はありがとうございました。」

黒「おう。気にすんな」

研「2人とも知り合い?」

黒「結構前にあった。」

研「ふーん」

黒「あ、俺黒尾鉄朗ってんだ。よろしくな(ニカッ」

「よ、よろしくお願いします!!」


まさか初日で出会えるなんて思いもしなかった。

貴方のことをもっと知りたい。














「私、マネージャー希望です。」
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