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愛のカタチ◆イケメン王宮◆

第1章 電車にて【レオ&アラン×プリンセス】


まさか………


「二人が…?」


恐る恐る尋ねると、アランが笑みを深めた。


「おまえ、尻、柔らかいな」


耳に息を吹き掛けるように答えながら、
お尻に触れていた手が、やわやわと、揉み上げた。


(これ、アランの、手なの…っ?)


「綺麗な肌だよね」


お腹周りにあった手が、ブラウスの中に入って、直接、肌を撫でてくる。


(こっちは、レオの手…っ?)


信じられないが、本当らしい。
レナの身体を弄っているのは、目の前にいる、アランとレオだった。


優しい二人が、どうして…?


「ちょっ……待ってっ、どうして、こんな…」


「…さあ、どうしてだろうね」


アランも、レオも、にやり、と意地悪く笑うと、一層激しく、レナの身体を弄り始めた。


「お願、待って……やめっ…」


抵抗しようとするけれど、密着した状態で、もがくことすら出来ない。


そうこうしている内に、レオの指先が、下から順番に、ひとつ、またひとつと、ボタンを外し進めて…


最後のひとつに手をかけた。


(これが外されたら……っ)


これが外されたら、シャツが全部肌蹴て、下着が見えてしまう。
レナは震える声で懇願した。


「やめてレオ、お願い…っ」


だが、願いも虚しく、レオの手は、最後のボタンを外した。


「っ……!」


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