第2章 執事【ユーリ×ルイプリ】
はぁ……はぁ……はぁ……
ベッドに沈み込み、荒く息を吐くレナ。
悩まし気なその姿に、ユーリは甘く胸が締め付けられる。
「レナ様、本当に可愛いよ」
ぼんやりとする意識の中、ユーリにドレスを剥ぎ取られ、生まれたままの姿にされるレナ。
身体が怠くて、もう、抵抗することすら出来なかった。
「綺麗、レナ様」
ユーリは自らも服を脱ぎ捨てると、横たわるレナに跨った。
愛らしい顔に似合わない、大人びた表情でレナを見下ろすユーリ。
その中心には、滾る雄が、獰猛に天を指している。
「レナ様、好き…」
そう零してから、ユーリはレナの中心に雄をあてがい
くちゅり……
濡れそぼったそこに、ゆっくりと埋めていった。
「ぁぁ、いや、ユーリ、いや…」
「うそつき。レナ様のココ、喜んで俺に絡みついてくるくせに」
「違うっ……ぁぁ」
心は嫌がっているけれど、身体はすんなりと……
いや。
まるで喜んでいるかのように、ユーリを欲する。
ユーリはゆっくりと律動を始める。
奥が疼いて、意志とは関係なく、締め付けてしまう。
「すご……レナ様、すごく締まってるよ」
「いや、違うっ……や……ルイ…ルイ……」
レナは、泣きじゃくりながら、愛しい恋人の名前を呼んだ。