• テキストサイズ

愛のカタチ◆イケメン王宮◆

第1章 電車にて【レオ&アラン×プリンセス】


はらり……


シャツが肌蹴け、愛らしいペールピンクのレースの下着が曝される。


(こんな……たくさん人のいる場所でっ……)


レナは慌てて辺りを見回す。
幸い、誰も気づいていないらしい。


が、倒れそうな程の羞恥。
レナは目をギュッと瞑った。


「へえ……可愛い下着、着けてるんだね」


レオが耳元で囁く。


「レオ、こんな……」


「恥ずかしい?こんな格好見られて。大丈夫だよ、誰も気づいてないから。俺たち以外は」


「レオ……っ」


「でも……」


レオは、そこで言葉を切って、つー……とレナの鎖骨を撫でた。


「っ……いや…」


「これからどうなるかは、レナちゃん次第だけどね」


「どういう…意味?」


「耐えられるかな?
声……出しちゃダメだよ…?」


レオは、不敵に笑うと、下着の上から、レナの胸を、揉み上げ始めた。


「っ…………」


「レナちゃんの胸、弾力があって、気持ちいいね」


「やだ、やめ…」


「しーっ、静かに。
あんまり騒ぐと、他の人に気付かれるよ?
周り、男ばっかりだし。
見られたいなら、いいけど」


「っ……」


口を噤むしかなかった。


信じられない。
レオの大きな手に、自分の胸が形を変えられている。
なのに、ただそれを、見護ることしか出来ないなんて。


恥ずかしい。


恥ずかしい。


何故、こんな目に合わなければならないのか。


これだけでも耐えがたい羞恥なのに、
目の前で黙っていたアランが、ゆっくりと口を開いた。




/ 28ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp