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愛のカタチ◆イケメン王宮◆

第2章 執事【ユーリ×ルイプリ】


「なっ……」


レナは顔を真っ赤に染める。


「イキたいなら、俺にねだってよ。
『イカせて』って。
俺、今日は凄くねだられたい気分なんだ」


「っ……そんなことっ……思って、ないっ……」


身体は達する事を欲しているけれど、レナの心はまだ屈していなかった。


ユーリは、妖しく口元を弛める。


「そう?じゃあ『イカせて欲しい』って思うまで、滅茶苦茶にしてあげる。まだまだ時間はあるから。ね、レナ様」


ユーリは、また指を搔き混ぜ、2箇所同時に刺激し始めた。


「ぁっ、いやっ、……っ」


「あーあー、レナ様、感じすぎ。どこまでもつかな……くすくす」


さっき、ギリギリで止められた熱は、すぐに身体を支配し、勝手に昇り詰めようとする。


「ぁぁっ、ぁっ、ぁ、も、だめ、やぁぁぁぁぁぁぁ!」


「おっと。」


またもや、指を止めるユーリ。


「まだダメ。早いよ、レナ様」


「っ……」


またもや寸止めされて、意志とは関係なく、腰を揺らしてしまうレナ。


「どう?イカせて欲しくなってきた?」


身体は欲している。
しかし…
レナは必死に首を振った。


「そう。残念。」


ユーリは愉しそうに笑うと、また刺激を始める。


「ぁぁっ、ゃぁ、も、やめて……ぁん、ぁんっ」


引きかけた熱が、一気に押し寄せる。



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