第2章 執事【ユーリ×ルイプリ】
「レナ様…」
ユーリは、名前を呼びながらナイトドレスの裾を、全てたくしあげると、上目遣いにレナを見上げた。
雄の本能を感じさせる真っ直ぐな視線に、ぞくりとするレナ。
「触れるね」
「いやっ、待っ……」
「待たない」
ユーリは、レナの抵抗を、事も無げに阻みながら、するりと下着を抜き取って
くちゅ……
レナの中心に長い指を差し入れた。
「ぁぁっ…っ」
心とは裏腹に……
欲しかった刺激をやっともらえて、レナの身体は、歓喜に打ち震える。
「レナ様、すごい…こんなにも濡れて……」
「違っ…」
「違わないでしょ。ほら……」
くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ
ユーリが指を動かす度、水音が部屋に響く。
「ほら、聞こえる?レナ様が俺に感じてくれてる証拠」
「そんなこと……ぁぁっ」
「嘘つき。気持ちいいんでしょ?もっとしてあげる。
乱れたレナ様が、もっと見たい」
ユーリは、中心に指を差し入れたまま、もう片方の手で、割れ目の中の恥ずかしい突起を探り当て、くりくりと押し潰した。
「ぁっ、いやぁあっ」
堪らず腰を揺らすレナ。
「可愛い。もっと乱れて、レナ様」
ユーリは満足げに口の端を持ち上げながら、妖艶な眼差しでレナを見下ろした。