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愛のカタチ◆イケメン王宮◆

第2章 執事【ユーリ×ルイプリ】


「言って?
ねえ、どうして欲しい?」


指先で淡い刺激を与えながら、ユーリが意地悪く囁く。


「ねえ、レナ様、言ってよ。
そしたら、レナ様の望むだけ、いっぱい触れてあげる…」


疼く中心の上を、ユーリの指が切なく通りすぎる。


「ぁっ、ぃゃっ、も……やめっ……」


「いいの?やめても。
我慢できるの?こんなに密が溢れてるのに」


「っ……」


口では『やめて』と言いながら、
身体は物欲しそうに蜜を零して、
ユーリの愛撫を欲している。


そんな自分を認めたくなくて、レナは、身体を震わせながら、健気に耐え続けた。


やがて……


「あーあ、今日もダメか」


ユーリが、諦めたように息を吐いた。


「レナ様の可愛い口から、おねだりされたかったんだけど。
ほんと、頑なで、真っ直ぐだよね。
そんなところが、たまらなく好きだよ」


ユーリは、レナの頬にちゅっ、とキスを送ると、レナを横抱きに抱いて、ベッドにとそっと降ろした。


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