第2章 執事【ユーリ×ルイプリ】
「淫らだね、レナ様。
そんなに腰を揺らして。
こっちも、もう、我慢出来ないんじゃないの?」
愉しそうに言いながら、ユーリは、ナイトドレスの裾をたくしあげ、レナの太ももを撫でた。
「違っ…」
「素直じゃないな、レナ様は。
だったら、素直にさせてあげる…」
ユーリは、妖しく囁くと、
首筋を舐めながら、
胸の突起をくりくりと摘まみ、
太ももの付け根を、撫でまわし始めた。
「ゃぁ、やめっ……」
強い刺激に翻弄され、腰をくねらせるレナ。
「あーあ、こんなに乱れちゃって。見て、ほら。顔真っ赤」
ドレッサーの鏡に映る自分をチラリと見ると…
ユーリに好き放題触れられて、頬を染めながら、淫らに顔を緩める自分が映っている。
違う、これは自分ではない。
そう思いたくて、レナは目を反らした。
「相変わらず恥ずかしがり屋だね、レナ様は。そこが可愛いんだけど」
ユーリは、休む事なくレナを弄り続ける。
やがて、ある一点が、もどかしく、疼き始める。
「そろそろ、触れて欲しいんじゃない?ココ…」
ユーリの指が、レナの中心のソコを、軽く引っ掻いた。
「ああっ」
ずっと、触れてもらえていないソコは、淡い刺激にも過敏に反応する。
「ねえ、触れて欲しいでしょ?
もう、欲しくてたまらないでしょ?」
小悪魔が囁くように、妖艶に囁くユーリ。
妖しく唇を緩め、鏡越しにじっとレナを見つめる。