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愛のカタチ◆イケメン王宮◆

第2章 執事【ユーリ×ルイプリ】


ルイとの行為を覗き視られているような気分になる。


「ゃっ、見ないでっ」


「独占欲、強いよね、ルイ様って。
毎回、同じ所に、跡つけて。
しかも、誰にでも見られちゃう場所に。
レナ様が、あんまり可愛いから、誰かに取られないか心配なのかな。
愛されてるね、レナ様」


「っ……」


「ねえ…ここに、こうやって口づけられて、跡つけられたの?」


言いながらユーリは、ルイの付けた跡を、唇で食んだ。
抵抗しようと足掻くけれど、軽くあしらわれてしまうレナ。


「んっ…ぃゃっ…」


「いや?ここを、こんなにしてるのに?」


ユーリは、レナを後ろから抱き締めたまま、ナイトドレスの胸元から、すっ…と手を差し入れ、レナの恥ずかしい突起を探り当てた。


「ぁんっ………ぃやっ」


「レナ様…ここ、凄く硬く尖ってる。
どうして?………ねえ、どうして?」


首筋に息を吹き掛けるように、悪戯に囁くユーリに、レナは顔を背けた。


くりくり……


「あっ……」


ユーリの指先が、胸の突起を指で弾くと、レナは、声を溢してしまう。


「くすっ、そんな声出して。気持ちいいの?これ……」


くりくり……くりくり……


「違っ……ゃぁ……」


レナの小さな身体がふるふる震え、時折、ぴくん、と跳ねる。


「違わないでしょ?こんなに反応して…」


いやだ、ルイ以外の人に触れられたくない。感じたくなんかない。
そう思う心とは裏腹に、
身体は嬉しそうに、快楽を受け入れてしまう。


心は壊れそうなのに、
ユーリの指が動くたび、思考が溶けて、なにもかも、分からなくなっていく。


ルイと同じ数だけ触れられて、レナの身体は、知らない内に、ユーリ好みに変えられていっていた。


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