第1章 電車にて【レオ&アラン×プリンセス】
男たちは、いやらしく、まとわりつくような視線で、レナを視ている。
紅潮した頬。
潤んだ瞳。
緩く開いた唇。
そして、曝され、揉みあげられている乳房。
「気付いちゃった?レナちゃんがイクちょっと前から、ずっと視られてるよ?」
(そんなっ)
「レナちゃんが悪いんだよ?声を漏らしたり、暴れたりするから」
こんな場所で触れてくるアランとレオが悪いに決まってる。
だが、追い詰められ、翻弄されたレナには、もう、正常な判断は出来なかった。
「ねえ……もう1回、みんなに視てもらおうか。レナちゃんがイクところ」
レナは必死に首を振る。
「おまえ、本当にばかだな。それがそそるって言ってんのに」
アランは、楽しむよに指の動きを速めた。
また、内と外から、耐えられない程の快楽が、レナを襲う。
「んん……ぁぁっ……っ」
「俺も、両手でレナちゃんのおっぱい、揉んじゃおうかな。声は、自分で我慢して?」
レオは両手で、揉みし抱きながら乳首を弄り倒す。
「ぁ……ゃっ……待ってっ……お願……も、むりっ……」
先程、達した時より、更に強い刺激に襲われ、レナは今にも達しそうだ。
だが……
(視られてるっ……!)
そう。視られている。
いやらしくまとわりつくような視線で。
周りの男たちに。
意地悪く笑う
アランと、レオに。
達したくない。
達する訳にはいかない。
そう思うのに、勝手に昇り詰めていく身体。
そして……
「イッちゃうの?
こんなにたくさんの男に視られながら、公共の場所で?」
「いやらしいなレナ」
「いいよ、イッて。視ててあげる」
「イケよ、ほら…」
「いやぁぁっ、視ないでっ、
いやぁぅ……んん……
いやぁぁぁぁぁぁっ!!!」
びくん、
びくん、
びくん!
押さえきれない声を零しながら
腰を卑猥に振って
先程よりもたくさんの視線に曝されながら
先程よりもよほど激しく
レナは
絶頂に達してしまった。