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愛のカタチ◆イケメン王宮◆

第1章 電車にて【レオ&アラン×プリンセス】



***


「ぁっ……ぁぁ……」


レナは、もう何度目か分からない絶頂に達した。


電車は、ウィスタリア中心都市を離れ、客も減って、まばらになって来る。
もう電車には、レナが痴漢にあっているのに、見て見ぬふりをするような男しか残っていなかった。


レナは、涙を零しながら懇願する。


「もう、ゃめ……、お願い、ゃめて…」


「まだ。もっと、見せて?おまえの乱れるところ」


「レナちゃん…可愛い。ねえ、もっとイッてよ…」


「どう、して、こんな、事を……」


「知りたい?」


「うん………っぁ……」


「まだだめ。もっといっぱい可愛い所を見せてくれたら、教えてあげるよ」


「そんなっ……」


朦朧とする意識の中「ウィスタリア城近くの駅に着いたら解放されるはず」それだけを希望に、レナは羞恥に耐え続けた。


しかし、いつになったら、着くのか。


着くはずはない。
何故なら、この電車は、ウィスタリア城とは真逆の、遠い異国の地を目指しているのだから。













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電車にて【レオ&アラン×プリンセス】
END
2017年2月12日
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◆あとがき◆

レナちゃんが好き過ぎて、オカシクなってしまった双子でした(笑)

否、本当は
双子に痴漢されてみたかっただけです(笑)

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