第1章 電車にて【レオ&アラン×プリンセス】
思わず声を漏らしてしまったレナは、唇を噛み締める。
慌てて周りを見渡すけど、電車の音が大きいせいか、誰も気づいていない様子だ。
「くすくす、可愛いね。そんなに気持ちいいの?これが」
ぴん、ぴん、ぴん。
ぴくん、ぴくん、ぴくん。
乳首を弾かれる度、強い刺激がレナを襲い、肩が跳ねる。
「き、気持ちよく……ないっ…っ」
「そう?じゃあ、気持ちいいって感じるまで、いっぱい触って、開発してあげないとね」
「そ、そんなこと……っぁ」
今後は乳首を指先で摘まれ、くりくりと捏ねられる。
(なにこれっ、
嫌なのに…どうして?
気持ち………いいっ…)
罪悪感を感じながら、快楽に支配されていく。
堪らず声を漏らしそうになるけど、必死で堪えるレナ。
「くすくす…可愛い、レナちゃん」
「だから、こいつにばっか気取られてんじゃねえって」
またアランの不機嫌な声が聞こえる。
「俺もそろそろ、触らせてもらうから」
アランの指先が、お尻から、前に回り……
その先を悟ったレナはびっくりして腰を捩る。
(まさか…こんな場所で、ここに触れるつもり…?)
「さっきから、感じまくってるみたいだけど、おまえのココ、どうなってるんだろうな?」
意地悪く聞きながら、アランの指先が、レナの中心に向かって伸びてくる。
「待ってアランっ……」
瞳にいっぱい涙を溜め、助けを求めるようにアランを見上げるレナ。
「おまえ、ばかだな。そんな顔で見詰められたら、大概の男は煽られる」
「え?」
「あきらめろよ、レナ」
そう言いながら、アランの指先は、レナの中心の割れ目に潜り込んだ。