第1章 電車にて【レオ&アラン×プリンセス】
(よ、よかった。こんな場所で胸を曝されなくて)
レナが、ほっと息を吐いた瞬間。
「どうせなら、合意の上で見たかったんだけど、しょうがないよね、無理やり見せてもらうしか」
「え?」
そう言うと、レオはブラジャーの紐に手をかけて…
ぐいっ…
一気に引き下げた。
ぷるん…
と揺れながら、
レナの双丘が、公衆の面前に曝される。
「きゃ……んん…………!」
思わず大声を出しそうになったレナの口を、アランの手が、慌てて塞ぐ。
「おい。やるなら、やるって言えよ。これやったら、大概、叫ぶんだんだから」
「ごめんごめん。アランなら、対処してくれると思って。現に、ちゃんと口ふさいでくれてるし」
レオはニヤニヤと笑う。
「………ちっ」
アランは不機嫌そうに、目を逸らした。
「それにしても……」
レオはレナの肩口から、胸元を覗き込む。
そこには、曝された双丘があった。
(いやっ、レオに……見られてる……
恥ずかし過ぎて、倒れそうっ)
「綺麗なおっぱいだね。触り心地、良さそう。
じゃあ、触らせてもらうね」
「だめっ」
「レナちゃんは初々しくて可愛いね。こんな状況でダメって言って、聞いてもらえると思うの?」
「だって…」
「でも、ちょっと騒ぎすぎかな。ほんと、もう黙って。俺の手に、集中して……」
レオは後ろから、レナの唇を奪った。
(っ……今度はレオと、キスなんて……)
それと同時に、レナの胸を揉みしだき始めた。