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愛のカタチ◆イケメン王宮◆

第1章 電車にて【レオ&アラン×プリンセス】


「……んんっ!」


言葉を奪うように、塞がれた唇。


(どうして、キスなんて……っ)


苦しくて、空気を求めて薄く唇を開くと、
するり……
そこから、アランの舌が滑り込んできて。


(……っ……!)


ねっとりと、這いまわるように、口内を犯される。
息が出来なくて、頭がぼうっとしてきて、だんだん、身体に力が入らなくなっきて。


「んんっ……ん……」


かくん。
膝から力が抜けて、立っていられなくなった。


「おっと」


レオが後ろから抱きしめるように、レナの身体を支える。


「あーあ、アラン、やりすぎ。レナちゃん、腰砕けちゃったじゃん」


ちゅっ……


レオの問いかけに、アランはやっと唇を離して。


「いいだろ別に。どうせ立ってられなくなるんだから。
それに、あんたに言われたくない。結局最後は、あんたの方か容赦ねえだろ」


「そう?別に普通だけど」


「……嫌味なやつ」


レナが、回らない頭で、ぼんやりと二人の会話を聴いていると……


「さてと。俺、そろそろ、見たいんだけど。レナちゃんのおっぱい」


「あ、俺も」


「なっ……」


レオは、ブラジャーの肩紐に指をひっかけ、弄ぶように、クイックイッ、とひっぱる。


「ねえ、見せてよレナちゃん」


「だ、だめっ……」


「いいでしょ?減るものじゃないんだし」


「だめ、絶対っ」


レナは必死に首を振る。


「だめ?そっか…」


レオは残念そうに、ブラジャーの紐から手を離した。



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