【黒子のバスケ】 囚われ王女と獣の城 【裏夢R18】
第8章 異変
黒子「貴女は警戒心が無さすぎる…」
珍しく落ち着きない黒子君が私をベッドまで追い詰める
貴女「黒子…くん? キャッ!」
行き場をなくした私に覆いかぶさるようにして黒子君は私をベッドに押し倒した。
貴女「…えっ……?」
少し怖い顔をした黒子君と目が合い、ようやく状況を理解した私は何もできずに冷汗が流れた。
黒子「…忘れてませんか?僕だって男です。」
私の手首をつかむ彼の手の力が強まった。
黒子「貴女が帝国の王女となったことで赤司君にキスをされていましたよね…それに今回のことだって……もう僕耐えられそうにないです。」
貴女「黒子君!いったいどうしたの?いつもの貴方じゃないわ…正気に戻って。」
黒子「正気ですよ僕は…僕よりも貴女の方が問題あるんじゃないですか?」
黒子君のまっすぐな視線に捕らわれ目が離せない…こんな黒子君…初めて見た。
貴女「…怒ってるの?」
そうではないかと恐る恐る聞くと彼はハッとした顔をして視線をそらした。
黒子「いえ…すみません、違うんです……ただのヤキモチです。」
貴女「…ヤキ、モチ?」
黒子「前にも言いましたよね?ドレス姿の姫に、誰にも見せたくないと…」
視線をそらしていた黒子君は苦しそうに答えた。
黒子「僕が知らないところで姫が好き放題されていると思うと…頭がおかしくなりそうなんです。」
思いがけない黒子君の気持ちに全身がひどく熱を持った。そんなことを感じていると、目線が合い顔が近づいてくる。
貴女「黒子く…んんっ!?」
黒子君の舌が私の唇を開き、口内へ入ってくる。ゆっくりと長く私の舌と混じりあい口内を犯す。
貴女「んんっ…はっ……」
息が苦しくて唇と唇の隙間から吐息が漏れる
貴女「黒子君っ!…はなし、てっ!!んっ……」
抵抗を試みるもののピクリともしない黒子君のカラダ。ほかの人に比べると華奢な方なのに、こんなにも力が強いなんて…改めて彼を男であるということを意識した。
黒子「はぁっ…理解してくれました?僕だって女の人を押さえつけることなんて、なんてことないんですよ。姫は知らなかったみたいですけど…」
貴女「っ!!」
顔から火が出そうなくらい体中が熱を帯びた。