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【黒子のバスケ】 囚われ王女と獣の城 【裏夢R18】

第8章 異変


~赤司side~



僕たちは黙々と駒を動かした。初めてから随分と時間が流れたのだろうが今の僕にはそんなこと気にならないくらいに熱中している。



はっきり言って少し苦戦している。真太郎ともよく対戦をするが彼よりも強いのは確かだ。だが、僕が負けるなんてことはありえない。



赤司「チェックメイト」



貴女「嘘…!」



信じられないとでも言いたそうな顔をしている。



赤司「久しぶりにとても楽しかったよ、まさかそこまでの実力があるとは思わなかった。」



貴女「貴方こそ…こんなに強いと思わなかった…参り……ました。」



鈴のような声を出し俯きながらそう言った。口にはしないがとても可愛い…



赤司「約束通り僕の言うことを聞いてもらおうか。」



貴女「っ…」



少々怯えた顔をしているが上目遣いで僕を見る。そんな顔をしても逆効果だとは知らずに…



僕はゆっくりと#NAME1#を壁に追い込み耳元に顔を近づけた。



赤司「さてどうしようか…いっそのこと僕に抱かれてみるか?いや、楽しみは後に取っておくべきか…」



貴女「ああっ…だ、ダメっ…」



赤司「フッ…まさか耳が弱いのか?」



僕はニヤりと笑い、わざとらしくピチャという音を出しながら耳を舐めた。



貴女「はぁっ!あっ…やめっ……あぁっ…」



逃げようとする彼女を逃がさないように頭を押さえた。



赤司「そんな声を出して、本当は感じているんだろう?」



貴女「そんなこと…なっい……」



あまりにも甘く喘ぐものだから歯止めが利かなくなりそうになり顔を離した。#NAME1#は顔を赤らめその可愛い瞳は少しうるんでいる。



赤司「絶対に帰さないよ#NAME1#…」



貴女「んっ…」



抵抗する気もなくした#NAME1#に触れるだけのキスをした。



…最初に#NAME1#を見たとき僕はなぜかこの女性を手に入れたいと思った。一目惚れをしたんだ…と後から気づいた。彼女は予想通りの女だった。美しく品があるのにも関わらず王女として強い心を持った女性だ。



僕はそんな彼女を落としたいと思うようになった、僕のモノにしたいと本気で思った。



これからが楽しみだ…


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