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手と手

第2章 手






一緒に住み始めて10日ぐらいたった




お互い慣れた




家事っていう仕事が増えて、大変やなって思う時もある




でも、お弁当作って



「ありがとう」って言うて貰うのは



めっちゃ嬉しかった





週末ー



久々に夜デートに出かけた



すばる「久々やなぁー」


『めっちゃ人多いな・・・』


すばる「付いて来いよ」


『うん・・・すばる・・・』


すばる「ん。」




すばるは、手を出してあたしの手を掴んだ




あたしは、ギュッと握り返し並んで歩いた




人ごみを抜けて見えたのは、花火・・・




すばる「うわぁ!!!花火やん!」


『めっちゃキレイーーー』


すばる「ちょうど良かったやん。な?」


『うん。』



じっと花火を見てたら、すばるがいきなりキスしてきた




『ちょっ。外やで?』


すばる「家で、無視する方が悪いんやん。」


それでも、キスを続ける



周りは、花火に夢中で気付いてなさそうやけど


恥ずかしい・・・



すばる「いつまで我慢したらええん?」


『ん?』


すばる「あかんばっかやん。お前」


『え?もしかして、本気やったん?』


すばる「当たり前やろ!!俺は、いつでも本気や!!」


『ごめん・・・』


すばる「あかん・・・今日は、寝かさん」


『むっちゃエロ(笑)』


すばる「男は、みんな狼やで?もう帰ろ」


『花火・・・見ようよ・・・』


すばる「えー!!お前の気変わらんうちに帰らんと」


『変わらんし!!』


まだ大量の花火が上がる中


何回もキスを交わした






花火が終わり、車に向かった



車に乗るまですばるは、ずっと手を繋いでくれてた





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