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手と手

第2章 手






すばるの部屋に入って、ソファーに座った




すばる「水飲むか?」


『飲めへん。だって、まだ気分いいままおりたいもん』


すばる「変なヤツ」


『だって・・・夢かもしれんやん。すばるが、あたしのこと好きって・・・絶対夢やで』


すばる「ほんまにアホなんやな」


『夢ちゃう?』


すばる「こないだまで、強気やったのに、全然ちゃうで」


『もうー恥ずかしいから見んといて。酔うたらあかんねんて』


すばる「ええやんけ。おもろいし」


『なぁーすばる?』


すばる「あー?」


『なんもない・・・』


すばる「何して欲しい?」


『超能力者?』


すばる「顔に書いてるもん」


『書いてへんよ。てか、見らんといて!!』


すばる「なんも喋んな・・・」




すばるは、あたしの顔に手を添えてキスをした




『めっちゃ酔い回るって・・・』



すばる「イヤ?」


『拒否権ある?』


すばる「あれへんわ。んなもん・・・」





結局、最後までした




途中ほんまに酔いが回って記憶がない





気付いたら、朝になってた





『すばるー?』


すばる「んー?・・・何時?」


『9時』


すばる「まだ9時やんけ・・・今日休みやろ?」


『うん。なぁーすばる?』


すばる「あー?」


『うーん・・・夢?いつものすばるやしなぁー・・・』


すばる「まだ言うか?」





すばるは、あたしの上に覆いかぶさりキスした




すばる「もう言わんで!!・・・好きや・・・」


あたしは、目が点になった




すばる「もう言わんからな!!」


『もう1回だけ!!』


すばる「お前は、どうなん?何も言わんけど」


『後ろ向いて?』


すばる「いや」


『じゃー言わん』


すばる「めんどくさー・・・」



そう言いながらも、背を向けて座ってくれる



あたしは、後ろから抱き付き言うた





『すばる好き・・・』



すばる「朝からする?どうせ覚えてへんやろ?」


『しやん。もうめっちゃ恥ずかしい・・・』


すばる「ハダカで何言うてん。」


『もう!!そんな冷静に言わんといて』


すばる「ええやんけ。とりあえず風呂入ろー」



すばるは、ニヤニヤしながらお風呂に行った(笑)
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