• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

【ONE PIECE】アイサレたくない恋【サッチ】

第5章 Ignorant➤Power



例の件があってから、ナースセンターには足が遠のいてしまって、代わりに厨房に入り浸るようになった。

そこにはサッチがいるし、おやつの時間になるとエース隊長と三人でティータイム。

癒しがないのは寂しいけどまた私が行ってまた彼女たちの反感を買うのもよろしくないだろうし、それでなくともこの船の悪口を聞きたくないというのが理由の大半を占める。

「なまえ、今日は島に着くぜ!」

「やった!何しようかなー」

「何か欲しいもんとかあんのか?」

「うーん…あ!」

ふと思いつき声を上げると何故か真剣な顔の兄二人が目の前にいて、思わず息をのんだ。

「ど、どうしたの」

「気にするな。さあ言え」

「あのね、自分用の刀が欲しいなって」

顔を見合わせ、同時にため息を吐く。

何がしたいのかわからなくて首をかしげていると、上から頭を撫でられる感覚とマルコ隊長の声がした。

「妹に何か買ってやりたいんだよい」

「別にいいのにー」

「よくねぇよ!お前、この前の島もその前の島も欲しいもんねぇっつってただろうが」

「だってないし」

「女の子なんだからよ、装飾品とか欲しいもんじゃねーの?」

「装飾品…よりは服が欲しいな」

よしきた任せろというような笑顔で親指を見せる。

「スカート長いやつー」

「お前長いの好きだよなぁ。理由とかあんの?」

「ふわふわしてる感じが好きなの」

手持ちの服は長袖半袖関係なく全てが足首まである長いワンピースを腰で縛りふわりとした感じで、ゆとりもあって動きやすいし気に入っていた。

短いのは綺麗なおねーさんが着るのがいいのであって、興味が無い。

「女は皆短いのが好きだと思ってた」

「甘いぞエース隊長!」

「まだまだだなぁ」

「頑張れよい」

「くう」
/ 38ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp