第5章 これが私の人生だから
あ…もう決まったのか
「あの、それで私はどこの班ですか?」
「てめぇはハンジの班だ」
「え!?ハンジ分隊長の班ですか!?私が?!」
「耳元でピーピー喚くな」
「いきなりハンジ分隊長の班になるって言われて驚かない人なんていませんよ…」
「そうなのか…ところで、あの歌は私の人生とかボソッとつぶやいていなかったか?」
「あっ…」
聞こえてたんだ…
「はい…えっと、まさにこの世界は私の人生でもあります…生きている以上はですがね…だから、あの歌はその通りだと思っただけですよ…私1人が死んだところで何億人の人は変わらないし、大半の人は私を全然知らない…でも、最後の言葉が心に響いているんです」
「そうか…だから自分の人生にあてたんだな?」
「はい…馬鹿らしいでしょうか?」
「…悪くない」
ひとまず私は幻滅されて無いことに安堵した
リヴァイは部屋にもどりスミレは眠りについた