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幸せなひと時をあなたと【リヴァイ落ち】

第3章 2人の休日



翌朝


「ふあ〜よく寝たァ………あれ?なんでベッドじゃないんだっけ?……」

「…おい」

「え!?…あ!リヴァイさん!おはようございます!よく眠れましたか?」

「あぁ…てめぇの…いやなんでもない」

「えー!気になるじゃないですかー!」

「うるせぇ…今日はてめぇは休暇なのか?」

「はい!私は今日は休暇です!リヴァイさんは?」

「…俺も今日は休みだ」

「そうなんですか!!なら…少し出掛けませんか?」

「…構わん」

「やった!なら、いつも休暇に通ってる所があるんです!」

夢歩はそういうと朝食の準備を始めた

その頃リヴァイは自分の子供の頃を思い返していた

小さい頃は母親も居てあまり良くない環境ではあったが幸せだった…だがある日、母が急に病に倒れ、その数日後には亡くなってしまった…髪の毛も伸びて、お腹も大分空いていたその時、ケニーにあった…性を名乗る価値がなかったから、『リヴァイ…ただのリヴァイ』と答えるしかなかった…そしてケニーには沢山世話になった…母が元気だったころは夢歩の様ななにごとにも明るく振る舞い…時には厳しい…そんな母親だった…と…リヴァイがそう思っている間に朝ごはん
は既に作り終わっていた

「頂きます」

「…美味そうだな」ボソッ

そして2人は朝食を食べ終え身支度を終えるとドライブへ出掛けた


「いい天気ですねぇ」

「あぁ…悪くねぇ」

「音楽流さないんですか?」

「…興味ない…だから聞いたこともない」

「そうなんですか…勿体ない最近はいい曲いっぱいあるのに…あ!私、聞きたいので流してもいいですか?」

「好きにしろ」

「やった!どれ聞こうかな…あ!これにしよ!」

「…この曲はなんだ?」

「狂心愛です」

「…悪くねぇ」

「でしょ!あはは!リヴァイさん音楽に興味もちました?」

「…いや、この曲は悪くねぇ」

「ふふっ…素直じゃない」ボソッ

「あ?なんか言ったか?」

「いえ…何も」

そして何分かして2人はカラオケに着いた

「さて、何歌います?」

「…お前から歌え」

「え!!私から!?リヴァイさーん…そこは男から歌うんですよぉ〜?…はぁ、分かりました私から歌います…んーどれにしようかな」

「…俺は歌わんぞ…歌なんか知らんからな」

「えー!それ卑怯ですよ!…はぁ…仕方がありませんねぇ…あ、これにしよ」
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