第2章 驚きと萌え
「なんだこれは?…少しあめぇな」
「そうですね…私、あまり好みじゃないかも…」
「奇遇だな…俺も紅茶は好きだがこれは好まない」
そしてリヴァイはもう一口のみ、夢歩の方を見ると
驚いてた顔をしていた…そしてスグに優しく微笑むと
「そうですか…あはは!私達、似た者どうしですね」
「…そうだな」
俺も驚いていた
女ってのは甘いもんが好きなはずだ、なのにこいつはあめぇもんが嫌いなのか?こいつはいままでの奴らとは違う…いや、よそう、考えても分からないなら
簡単にすませればいい、こいつはこいつ、それで
いい。
「…おい」
「…はい?ないんでしょう?」
「てめぇはあめぇもんが嫌いなのか?」
「どちらかというと…」
どっちもいけるがこの紅茶に関して甘くて飲めないという意味で言った夢歩だが、叔母が出してくれたやつの大半は皆食べれる、それも、大人は甘いと言っていた、だから…
「まぁ…そうですね、チョコとかは食べれるんですど、大人がよく食べそうなものはたべれないんです」
「...どっちか分かんねぇな」
そして、リヴァイがフッと笑うと
夢歩もつられて微笑んだ
「そうですね!あはは!」
「―っ」
「どうしました?リヴァイさん」
「いや…なんでもない」
「そうですか…」
そしてリヴァイは夢歩から目を逸らしアップルティーを飲み干すと風呂に入ると言いってその場を後にした
「…はぁ、ドギマギしてないかなぁ?、ドキドキするからださいって思われてたら最悪だなぁ」
そんなふうに1人で呟いていると
「…おい」
「え!?あ…」
夢歩が振り向いたら、リヴァイはパンイチでそこに居た
「おい、俺は何着ればいいんだ?」
「…あ!は、はい…えーと、これでいいですか?」
夢歩が差出したのは男物の服だった
そして、リヴァイは眉間にシワを寄せると
「てめぇ…なんでそんなもんがある?彼氏でもいるのか?」
と、地を這うような声で聞いた
それに、怯えながら夢歩はぎこちない言い方で
「え…あ、あの、その、これは…兄ので、その…えと、か、彼氏が…来た時用に…と、お、男物の…ぱ…パジャマ…買ってきたん、で、す…その、嫌でしたら…別に構いません…」
「…そうか、それを貸せ、着てやる」
「…え?あ、は、はい」