第7章 花言葉
1ヶ月がたった頃、庭に埋めた花も綺麗に咲いて夢歩の熱も完全に下がっておりココ最近は驚くほど躍動していた
それを見ていたエルヴィンは夢歩を自室に呼び出した
「夢歩…最近躍動しすぎじゃないか?」
「そうですか?」
「その調子だと君の体を奈落に落とすことになるぞ」
「……」
その言葉を聞いて夢歩は確かにと思った、最近ぶっ飛びすぎて心身ともに疲れきっているきがする
そして夢歩が黙ったまま俯いていると
「はぁ…君は少しぶっ飛びすぎだ、3日だけ休みを与えるから、少し休め、体がもたんぞ」
「はい…分かりました…」
そして夢歩は渋々自室に戻り帰る支度を済ませ仕事に戻り終わらせると家に帰ることにした
帰る前に庭に行こうと思い庭に向かうと1人の影が見えた
近寄ってみるとそこに居たのはリヴァイだった
「リヴァイさん?そこで何してるんですか?」
そしてリヴァイは夢歩に顔を向け綺麗に咲いた花に視線もまた戻した
そして口を開き
「この花の名前はなんだ?」
「え?…えっと、ヤツデという花です」
「花言葉は?」
え?リヴァイさんってこんなに花に興味あったっけ?
と思いつつもその質問に答える
「えっと、健康とか幸せとかですかね?ハッキリとは覚えておらず、裏覚えですが」
「…そうか」
そういいその場から立ち去るリヴァイをただ呆然と見ていた夢歩は我に返り帰路を辿り家についた
「はぁ…」
最近ぶっ飛びすぎて心身ともに疲れきっている私はお風呂に湯を張りさっさと風呂を済ませベッドにダイブした
そして布団を被りそのまま眠りについた