第8章 お見舞い
翌日、私は病院を休みリヴァイさんがエルヴィン院長に伝えると言っていたから電話で伝える手間が省けた。
ユメア『暇…とてつもなく暇…カラオケ行きターイ』
すると部屋に来ていたリヴァイが
リヴァイ「それは感心しねぇ言葉だな、おい。」
ユメア『す…スミマセン』
リヴァイ「にしても…部屋がクソきたねぇな…よくこんな所で寝れるな…」
ユメア『そんなに汚れてますか?』
あ、リヴァイさんって潔癖症だった…
嫌な予感…
リヴァイ「はぁ…部屋の掃除は俺が直々にやってやる…だからてめぇは寝とけ」
ユメア『あ…は、はい…』
予想外だわ…心身ともに疲れてる私に全部やらすかと思った…
―数分後―
私はいつの間にか眠っていたらしく目覚めると目の前の光景に驚いた
リヴァイ「起きたか」
ユメア『うわっ!?…あ、リヴァイさんお疲れ様です』
リヴァイ「……」
無言で圧力かけないで!怖い!怖いから!睨まないでぇぇええええ!!!!恨み目で死んじゃいそうだから!
相当驚愕した表情だったのかリヴァイさんは私をみて
ふっと少し微笑んだ…
……どこぞの天使&紳士でらっしゃいますか
そんなことを思っているとリヴァイさんが私に近づいてきておでこに手を置いてきた
ユメア『ひゃっ!?…リヴァイさん?』
リヴァイ「熱はないんだな」
ユメア『あ…はい』
そういうとリヴァイさんは手を離した
少し残念だと思っている自分がいた
…あれ?なんで残念って思うんだろ?看護師なのに情けないなぁ…
リヴァイ「どうした?」
ユメア『はい?』
リヴァイさんは私を見るなりそんなことを聞いてきた
その質問にわたしは腰抜けた返事をしてしまった
リヴァイ「どうしたと聞いている」
ユメア『いえ…なんでないですけど…どうしてです?』
リヴァイ「いや…情けねぇ顔してたからな…」
ありゃ…顔に出てたか…
ユメア『なんでもないですよ!』 ニコッ
リヴァイ「…っ……そうか…ならいい」
うん…なんだい今の間は(*^^*)
リヴァイ「どうした…笑ってんのか貶してんのか分からねぇ顔してんぞ…もしかしなくても…てめぇ絶対考えてることが顔に出るタイプだろ」
ユメア『そ…そうかも知れませんね…( ̄▽ ̄;)ハハ……』
気をつけよ