第7章 花言葉
その後リヴァイは余暇を利用して庭に向かった
彼女が植えたであろう所へ向かうとそこにもう1人誰かが居ることがわかった
近づくにつれそれが誰か明白になってきた
そしてやがてそれが誰なのか分かった
「エルヴィン…そこでなにしてる」
「リヴァイ…あの件はすまなかったね」
「ああ…全くだ」
リヴァイは話そらしたことに多少の苛立ちをしたが
キリがないため踏みとどまった
「夢歩が此処に何かの種を植えたからねそれを見に来たが…まだ花は咲いていないよ」
「そりゃあそうだろう…今日植えたらしいからな」
当たり前じゃないかと思いつつエルヴィンの様子を伺う
だがエルヴィンの考えている事の大半の行動には惑う…だがこいつの判断はそうそう悪い方向に進まないため、こいつを多少は信じている
「…どんな花だろうな…」
突然のリヴァイの言葉に驚いた表情を見せたエルヴィンだが直ぐに院長としての顔に戻し
「そろそろ余暇も終わりだぞ?戻らなくていいのか?」
「……ああ…そうだな」
そしてリヴァイはつけがわるそうに戻って行った