第6章 意外な一面
しばらくして私もお風呂を済ませ皆寝る準備をしていた
「…私は何処で寝たらいいですか?」
「…床」
「…」
「…」
普通にこうなるよね
「…えっとじゃあおやすみなさい」
「おやすみ」
「おう」
「スン」
「…」
ミケさんの最後のなんなんだよw
そして私は深い眠りについた
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「…寝たか」
「起きてるに決まってるぞエルヴィン」
「ミケ…お前は夢歩を頼むぞ、俺はリヴァイをやる」
「あぁ…そっちもだ」
ゴソゴソ
「エルヴィン準備はいいか?そっちに運ぶぞ」
「あぁ…来てもいいぞ」
ゴソ
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翌朝
「ん…良くねた…あ?」
私は目が覚めたあと目の前の人物に驚愕していた
「…え?」
「おはよう夢歩」
「おはよう、夢」
「…」
「ん?どうした」
エルヴィンが夢歩の顔を除くと目を開いたまま固まっていた
「ん…?…ん!?」
ここでリヴァイが起きた
「夢歩…?なんでここにいる…」
「リ…リヴァイさんこそなんで…」
「クックッ」
「おい…エルヴィン…これ、おまえらがやっただろ」
「さて…どうだかな」
「ミケさん…説明してくださいよ…なんで私、手足を縛られてるんですか」
夢歩は手足を縛られていた
それを見たリヴァイは察したようで
「おい…まさか俺が解けとか言わねぇよな」
「分かってるじゃないか」
意地悪そうに笑うエルヴィンさんとめっちゃ不機嫌…ではないけど何処か呆れたような顔をしているリヴァイさんミケさんはただ見ているだけだった
「はぁ…しゃーねぇなぁ。お前ら後で覚えとけよ」
そしてリヴァイさんは寝っ転がったままの私の手足の紐を解き始めた
「チッ…めんどくせぇことしやがって…」
やっと紐から解放された私は無言のまま着替えをもって洗面場に行った
いったいなんの嫌がらせよ…
そして私が洗面場から出た時言い合いが聞こえた
「…様のつもりだ…エルヴィン」
リヴァイ…さん?
そして私がリビングに戻るとものすごく怒ったリヴァイさんがいた
「すまなかったってリヴァイ…もうしないから許してくれ」
「チッ…今日だけだからな」
と言い私の方をチラッと見る
「…怪我はないか?」
「あ、はい…」