第6章 意外な一面
リヴァイさんの家に着いてまずリヴァイさんをベッドに寝かせた。するとすぐ寝息をたてて寝た
Σ(゚д゚;)ハヤッ...
と同じことを思ったのかミケさんが
「寝つきが大分いいんだな…」
「いつもこうだよ」
「いつもなんです…え?」
え?いつもってことは寝泊まりしたことあるってこと?
「どうしたんだ?夢歩君」
「あ…あの、いつもということは寝泊まりしたことあるんですか?」
「あぁ…多分今日で6回目だね」
「多くないですか?」
「大半は今回みたいなのだよ」
「お酒弱いんですか?」
「…強いってわけでもなく弱いってわけでもないと思う」
「そうなんですか…ふふww」
「どうした?夢歩」
「いえ…リヴァイさんの寝顔が余りにも可愛くて…つい…」
「夢歩君よ…それ凄い分かるぞ」
「ですよねw…それとそろそろ君付けやめてください…私、男じゃないです」
「ハハッそうだね、改めてよろしくな、夢歩」
「はい、よろしくお願いします」
エ、エルヴィンさんに呼び捨てで呼んでもらえた…!
「じゃぁ俺は夢と呼ばせてもらうぞ」
「はい!?」
「静かにしろ夢」
「あ…は、はい、すみません」
ミケさんまで…というかだいぶ短くなった…
「…お風呂洗ってきますね」
と言い私はその場から去った
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「…お前らうるせぇぞ」
「すまないリヴァイ…」
「だが1番うるさかったのは夢だな」
「そうだね」
「夢?…誰だそりゃァ…もしかして夢歩のことか?」
「ああ…そうだ、俺がかってにつけた」
「勝手に親近感湧くあだ名付けるとは…てめぇ狙ってんのか」
「何を言っているリヴァイ…同じ班なのだから別に良いだろう」
「それかリヴァイ…嫉妬してるのか?」
「…あ?」
「だって夢歩を見つけたらしばらくそっちのほうを見ているじゃないか」
「夢を1番狙ってるのはリヴァイじゃないのか?」
「んなわけねぇだろ…なぜそうなる」
「1番夢歩を見ているのはリヴァイじゃないか」
「………」⬅反論できないリヴァイ
「皆さんお風呂沸かしたのでどなたか先に入ってください」
……え?なにこの空気、私なんかまずいことやった?
リヴァイ、ミケ、エルヴィンが夢歩の方をじっと見つめていた。