第1章 出会ったきっかけ
―と言われ。言われた通りに準備をした。
そして、検査が終わると患者は私とミケ班長に
「ありがとうございます」
と軽く感謝の言葉を言うと病室のベットで静かに寝た
その事を確認すると私はカルテに今日の事を書き
仕事を済ませた。
―帰ろうと玄関にでてみると陽が沈みかけていた。
「今日は居酒屋にでも行こうかな...」
「ほぉ...なら俺も行こう」
1人で言ってたつもりがいつの間にか後ろにいた
人物に目を見開いた
「リ...リヴァイさん!?どうしてここに!?」
「どうしてって...てめぇそりゃぁ...ここに居るのは普通だろ...俺も帰るところだからな」
「そうなんですか...あ、お疲れ様です!」
「あぁ...お疲れ様だ。ところでその、居酒屋とやらに一緒にいってもいいか?」
「え?あ...はい!もちろんです!」
―そして行き付けの居酒屋に着いた。
リヴァイさんと向かい合わせに席に着くとメニューを開いき、私は生ビールをリヴァイは赤ワインを頼んだ。
「お前は酒に強いのか?」
「あ、いえ、そんなに強くないです。酔うと必ず愚痴になりますね、あはは」
「...そうか」
「そーゆーリヴァイさんは強いんですか?」
「まぁ...強いほうだろう」
「そ〜なんですか...あ、酔いがもう回ってきたかも」
「早いな...俺はまだ平気だ」
「マジですか!?リヴァイさん凄いですね!」
そんな他愛もない話をしていると酔っている私をじっと見て何か思ったのか
「今日はお前の家に泊まらせてもらうぞ」
「え!?リヴァイさんがうちに!?いやいやいや!部屋めっちゃ汚いですよ!?」
「気にしないから安心しろ...その言い方だといいんだな?」
「気にしないなら...いいですよ?」
―と言いその店を後にした