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幸せなひと時をあなたと【リヴァイ落ち】

第6章 意外な一面



完全に遊ばれてる…この人たち意外と性格悪いなぁ…

私がそう思っている時の顔が酷かったのか分からなかったけどリヴァイさんが

「ひでぇ面だな」

「え?私今そんなひどい顔してました?」

「…」

リヴァイさんは不味いものを食べたかの様な顔をした

え?なんでそんな顔してるの?私、今変なこといった?

エルヴィン院長は隣でクックッと笑っているのに対してミケ班長は普段通りの顔で食べていた

腕時計を見るとすでに1時がまわっていた

「あっ…もう1時」

私はボソッとそう呟くと

「もうそんな時間かすこしお喋りがすぎたね」

そう言うとエルヴィン院長は席を立ち食器を返却し戻っていった

私も食べ終わり仕事場にミケ班長と一緒に戻った

カルテに記録したりとちゃくちゃくと仕事をこなしているとあることに気づいた

「あ…」

ケニーさんの…血圧だんだん下がってる…やっぱり…

と私が相当暗い顔をしていたのか同じ担当のアルミンっていう男性が

「暗い顔をしてるけど大丈夫?」

と声を掛けてくれた

なんて優しい奴なんだ

と思いながら

「ううん何でもないよ」

と言い私は仕事を終わらせ帰る支度をしていた時だった

「夢歩ちょっといいか?」

私が声が聞こえた方へ振り向くとミケ班長がいた

「はい?大丈夫ですが…どうかされました?」

「今日飲みに行かないか?誘われたんだがお前も誘おうという話が出てだな」

「え?私ですか?どうしてです?」

「嫌か?それか予定があるのか?」

「いえ…大丈夫ですけど」

「決まりだな」

そして私とミケ班長は帰りの支度をすませ外のベンチで座り、誘ってきた側の人たちを待っていた

「あの…ミケ班長…誰に誘われたんですか?」

「…」

ミケは夢歩に振り向きもせずただ目を瞑っていた

寝てるの?

と思い私は暇だな…と上の空状態になっているとヨコから手で目隠しされた

「…え?」

ミケ班長?え?誰?

と私が混乱状態になっていると手が離され私はとっさに顔を横に向けた

そこにはリヴァイとエルヴィンがいた

「え?リヴァイさんとエルヴィン院長…?どうしてここに」

「夢歩…これからどこ行くか覚えてるよな?」

「…飲みに行くんでしたっけ?じゃぁ誘ったのってエルヴィン院長ですか?」

「ハハッ察しがいいな。そうだ誘ったのは私だよ」

遊ばれた
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