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幸せなひと時をあなたと【リヴァイ落ち】

第5章 約束


翌朝、私は普通に通勤していたバスで駅まで行き、電車に乗ってそこからまたバスで10分程度の中央病院

そこにはエリートが多く人気の高い病院に私は看護師として務めていた

そしていつも通りの日課をやり過ごすし、またいつも通りの任務をこなした

かと思っていた…

私が休憩に紅茶を入れ一口飲んだ時だった

ピピピピピピ

と、呼び出し音が鳴った

どこ?と思っているとそこは私が務めている部屋だった

「どうして…とにかく早く行かなくちゃ」

そして私は白衣を着ると急いで担当の部屋に向かった

ガラガラガラ

「失礼致します…先程呼び出したのは…」

夢歩がそう言うと窓際の左ベッドから手があがった

「…ケニーさん?どうかされっ…!?」

「…悪ぃな…吐血しちまった」

「と…とにかく医者を読んできますのでここで少しの間待っててください…」

「あぁ…ゴホッゴホッ」ボトッ

また…吐血…見ただけで私も吐いてしまいそうだった

「…オケを使ってくださいここに吐いてください…」

「悪ぃ…すまない…」

「いえ…すぐ呼んできます!!」

ガラガラガラッ

タッタッタッタッ

自分の班内を探してもミケさんはいなかった

「こんな…緊急事態なのに…ミケ班長はどこにいるの?…まさか…エルヴィン院長の所?だとしたら丁度いいかも…行かなくちゃ」

タッタッタッタッ

コンコンコン…

「誰だい?」

「夢歩です!」

「入れ…」

ガラッ

「失礼致します!!…あ、ミケ班長!それと…リヴァイさんまで…」

「それで夢歩どうした?かなり緊急そうに見えるが…」

「あ!はい!私が担当している部屋に緊急要請が入り、確認したところケニーさんが吐血していました!」

「!」

「…そうか…夢歩、オケに吐くよう指示したか?」

「はい!ミケ班長!そのように指示しております!」

「夢歩くん案内してくれ、すぐ向かおう」

「はい!こちらです!」

そして私たちはケニーさんの所へ向かった

部屋に入るなりケニーさんを見ると少し落ち着いた様子だった

しかしオケには半分弱の血が溜まっていた

それを見て私はすこしうっ…となった

何度見ても人の血は慣れない
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