第4章 夢歩の秘密!?
その時のリヴァイは
「…綺麗だな…」
「ははっそれは当然ですよ、彼女はこのパーティの一番人気のアイドルなのですから」
「…そうか」
確かに人気が出るのにも納得のいくダンスだった
「2人ともー!何の話してたの?」
「ふふっ内緒です…」
「えー!気になるじゃないですかーw…あ!リヴァイさん!私のダンスどうしでした?」
「…まぁ、今までのヤツとは桁違いだな…流石『ここ』のアイドルだな」
そしてリヴァイはフッと微笑むとワインを手に取りそれを1口、口に含んだ
「リヴァイさんもダンスうまいと思うんですけどねー」
こいつは正気か!?
リヴァイは吹きそうになったが必死に耐えた
「…てめぇそれは正気か」
「正気ですw」
「まぁ…踊れるもんが1個あったな…今は踊れるか知らんが」
え?…矛盾してることない?
「…なら、踊ってくださいwあそこで」
そして夢歩はステージに顔を向けるとダンスが終わった所だった
「ほら!いつでもいいんですから、リヴァイさんも踊ってくださいよ!」
「…てめぇも一緒に躍るなら踊る」
「え?いいですけど…曲によりますね」
「…威風堂々という曲だ」
んん!?
夢歩も吹きそうなのを必死に耐えた
「…はぁ、意外ですねwいいですよ、威風堂々なら踊れます」
「なら行こう」
「おや?踊られますか?」
「うん!ちょっと先輩と踊ってくる!」
そして、リヴァイと夢歩はステージに立った
「皆!今日は仕事の先輩と一緒に来てるの!だから、一緒に踊るね!えっと、彼はリヴァイさん!」
「…よろしく」
「それじゃぁ、踊る曲は」
そして夢歩はリヴァイの顔を覗き小さく頷くと
リヴァイが口を開き、自らの口で
「威風堂々だ」
と言った直後、証明が少し暗い感じになり、音楽がかかった
そして、踊り終えると一瞬の静寂が生まれたかと思うと、スグにそれは大きな歓喜へと変わった
「…はぁ…はぁ…大成功だね!リヴァイさん!全部踊れたじゃないですか!」
「あぁ…意外と体が覚えていた…にしても疲れたさっさと着替えて席に戻ろう…歓喜も収まったところだ」
そして2人はステージから下りた
全てのダンスが終わり3時間程でパーティが終わった