• テキストサイズ

【ハイキュー】よんぶんのいち。#Setters

第3章 変わる日常


『…っはぁ、ハァ、ハァ』

きっ…つい

学校までの距離は、そう近くない。

中学までスポーツをやっていたといえど、体力は衰えている。

しかも、




気持ち悪い。



アップルパイが…アップルパイが…

調子乗ってシナモンなんてかけなければ…

アップルパイきてるよすぐそこまで…


その場でしゃがみこんだその時。

背後から、キキ-ッというブレーキ音が聞こえた。


「うおっ?!遥?!どうした?!顔色悪いぞ!?」

『日向くん…?』

「日向でいい!
とりあえず俺の後ろ乗れ!」

『うっぷ…ありがとう…』

「とーばーすーぞー!!!!」

日向は叫びながら物すごい勢いで自転車を漕ぐ。

事故らないか心配だ。

『お手柔らかにお願いします…』

「まっかせろー!安全第一だからなっ」

そう言ってますますペースを上げた。
/ 44ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp