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《イケメン革命》.Alice. 《夢小説》

第2章 With Ray(レイ) 





「アリスに自らが籠絡されてしまった貴方に、何も期待してはいませんでしたが、黒のキングの味方をするとは意外でしたね…」

ヨナがアリスを抱えてエドガーから距離を取るのを見て、目を細めたエドガーが些か悲しそう呟いた。


「勘違いするな。全てはアリスのためだ。」
「同じことですよ。」

ヨナが反論してみるが、エドガーはレイに向き直り、気を取り直したように魔宝石を握り直した。



「アリスもろとも散ってください、ヨナさん。でもその前に、まずは邪魔なそこのキングとクイーンからですね。」
「…かかって来いよ。」


低く唸って剣を握りしめたレイに、エドガーの魔宝石によって宙に浮いた部屋の家具が襲いかかった。





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