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《イケメン革命》.Alice. 《夢小説》

第2章 With Ray(レイ) 







「ん......」

ヨナがアリスの身体をベッドから動かした際の刺激でアリスが身動ぎ、意識を取り戻した。


あれを吸引する量が足りなかったか.....


予定より早く、自分の腕の中で目を覚ましたアリスを見下ろして、ヨナはまるで他人事のように考えた。


「.....あれ....なんでいつの間にかこんなにたくさんの人が...?」

辺りを見回して、アリスは自分が気を失った頃の様子と、随分変わっている室内を見て戸惑いを隠せないようだ。


「レイに...エドガーさん.....それからシリウスさんも....!?」


さっきまで君を殺そうとしていた男なのに俺は....。こんな男の腕の中にいるっていうのに、アリスは呑気に状況分析なんてして驚いてる。


キョロキョロとするアリスを、ヨナはまるで不思議な生き物でも見るように目を細めて観察していた。



そしてついポロリと本音が溢れる。



「君はなんて愚かな人なんだろう....」






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