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《イケメン革命》.Alice. 《夢小説》

第1章 With Jonah(ヨナ) Act1



「ヨナってば!」

沈黙を続けるヨナに飽き飽きして、ヨナが抱えていたクッション達をバッと取る。

一瞬、驚いたように目をパチクリしたヨナは、すぐに顔をしかめて恨めしそうにアリスを見る。

「ほっといてよ。」
「何拗ねてんの?」
「拗ねてない。」
「拗ねてるよ。」

ヨナの口から出てくる言葉とは裏腹に、ぷくっと膨らんだ頬を指でつついてみる。

「...我慢、出来ないんでしょ?」
「....っ」

パッと一瞬でヨナの顔が真っ赤に染まる。

「...っ 別にそんなにしたいわけじゃ...」
「嘘。さっきかなり大っきくなってた。」

耳まで赤いヨナは、はっきり言われてどうしていいかわからないように枕を握りしめた。

「....! 君はホント、スケベだよねっ」
「ヨナほどじゃないけど。」

ようやく搾り出したのであろう、必死に言い訳したヨナが可愛くて、意地悪にもさらに言い返した。
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