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《イケメン革命》.Alice. 《夢小説》

第2章 With Ray(レイ) 





「ごめん…俺が悪かった。」
「……っ」


涙が堰を切ったように流れだしたアリスに、レイはいつもの優しい表情に戻って言った。


そして額にそっと口付けると、アリスの目を間近で見て囁く。


「お前はやっぱりアイツのところに帰れよ。」
「え…」
「俺はもうこんなことしないから。」


優しく微笑んだレイを見て、アリスが流した一粒の涙さえ、拭われてしまったが、その最後の一滴の意味することをレイは知らない。



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