第2章 With Ray(レイ)
途端に意地の悪い思考に取り憑かれたレイは、アリスの薄いブラウスの上から敏感になった突起をつまみ上げた。
「ひぁん…っ!」
突然与えられた否定しがたい快楽に、アリスの体に痺れが走る。
「何、お前、アイツにもこんななわけ…?」
「ち、ちが…っ」
「はしたねーな。」
言いながら、レイはイラついていた。本当はアリスのこんな乱れた姿、自分だけが独占したい。なのに、他の男がこれを見たと思うだけで虫唾が走る。
自分で自分の考えにムカついて、レイは乱暴にアリスのブラウスのボタンを外した。