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《イケメン革命》.Alice. 《夢小説》

第1章 With Jonah(ヨナ) Act1




「....っちょっ...ヨナ...っ」

ヨナの首への口づけだけで、身体がとろけそうになって脱力してしまう。もう息まで上がってしまっていると思うととても恥ずかしい。

意地悪にも、その様子を知ってかヨナがアリスの胸まで揉みしだき始めて、このままではダメだと必死に身体を捻ってヨナの顔を覗こうとすれば、目と鼻の先で琥珀色の鋭い二つの瞳が、長い睫毛の奥からこちらを見ていた。

舌先で耳朶を弄りながら、ヨナの火花が散っているような激しい瞳に上目遣いで見つめられ、心臓がドクンと大きく跳ねた。が、何も事情を説明しないまま続けようとするヨナに、少し腹が立って声を上げてみる。

「なっ...なに..!?」

もうだいぶ涙目になっていたアリスの口からは、散れ散れにそんな言葉が出てくるのが精一杯だった。

余裕がなくなってきているアリスの様子に、ヨナは満足気に口角を釣り上げて、いつもの尊大な態度を取るかと思いきや、今日は切な気に頬を赤らめてアリスを見つめるだけである。

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