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《イケメン革命》.Alice. 《夢小説》

第2章 With Ray(レイ) 



「ヨナよ。籠絡するつもりが、自らが籠絡されたか...」

ランスロットの目が赤く光る。

「アリス....やはりお前は邪魔だな。」

そう呟いて、ランスロットの魔法でアリスの体が宙に浮き始める。

「アリス!」

思わず叫ぶヨナに、耐えかねたレイも席を立つ。

「レイ..?」

突然立ち上がったレイに、黒のメンバーの視線が集まるが、レイのグリーンの瞳はそれに構う余裕もないくらい怒りで燃えていた。


視界の端でレイの様子を捉えたランスロットだったが、構わず魔法でアリスを追い詰めると、感情のないような声でアリスがイタズラをしたことを吐露し始めた。

アリスの様子のおかしさに、それがランスロットの魔法によるものだとわかったレイは、ますます怒りが沸き立った。そしてアリスの元に行こうと、体を動かしたその時...,


鋭い金属音がして、銀色の眩い光が行く手を阻んだ。






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