• テキストサイズ

《イケメン革命》.Alice. 《夢小説》

第2章 With Ray(レイ) 




バタバタバタバタ遠くから響いてきた、二人分の足音が近づいて、赤のクイーンとアリスが息を切らして姿を現わす。

皆、其方の方に視線が釘付けになるが、どうやら何か様子がおかしい。

顔面蒼白になった赤のクイーンを、ランスロットは目を細めて見るだけで何も言おうとしない。

暫しの沈黙の後、赤のジャックが、口を開いた。

「....ヨナさん?どうしました、その格好は?」

キョトンとするエドガーの反応も無理はない。ヨナの制服は何故か泥だらけな上に、何故か酷くショックを受けたような表情を浮かべたヨナは、息も荒い。アリスも同様だ。まるで二人して幽霊でも見たかのようであった。


「ランスロット様、お聞きしたいことがありますっ...」

エドガーの質問を無視して、ヨナがランスロットに詰め寄る。

/ 194ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp