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《イケメン革命》.Alice. 《夢小説》
第2章 With Ray(レイ)
「アリスが赤の軍に取り込まれるということについては俺は..」
「そうじゃねーだろ、相棒。」
レイはとぼけてみるものの、フェンリルの真剣な眼差しに射抜かれて口籠もった。
「認めたくねーのは、わかる。実際、アリスは赤のクイーンに籠絡されかけてんだから余計にな。」
「...フェンリル」
フェンリルの言葉にズシリと重たいものを胸に感じたレイだったが、伏せ目がちに机の端に目をやった。
一番の友人の元気のない姿に居た堪れない気持ちになったフェンリルは、思わず声を荒らげる。
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