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《イケメン革命》.Alice. 《夢小説》

第3章 With Jonah(ヨナ) Act2




キョトンとしたヨナがアリスの顔に視線を移すと、小さな顔が真っ赤に染まっている。


「私は、ヨナとこのダンスパーティに来たの!パートナーがいなきゃ楽しめないでしょっ‼︎」
「それは俺じゃなきゃダメなことなの?」


拗ねたようにヨナが言い返すと、アリスは無理矢理その口にマシュマロを押し込んだ。


「にゃにふる…(何する….)」
「ヨナじゃなきゃ駄目なの‼︎ 私の王子様はヨナなんだからっ!」


自分の台詞の恥ずかしさに思わず涙目になるアリスに、突っ込まれたマシュマロを渋々食べつつヨナは目を丸くする。


「我儘で自分勝手で高飛車で子供っぽくて言うこと聞かなくて、お人形さんみたいに綺麗な顔したヨナじゃなきゃ駄目なんだからねっ‼︎」
「で、でも俺はワイルドじゃないじゃないじゃないか。」


アリスの言葉に照れつつも、ヨナは冷静に言い返した。



すると、ヨナの唐突な発言に、アリスは理解しかねたように止まった。




「…一週間前、デートした時に、そんなこと言ってたじゃないか。男らしくて、ワイルドな人がいいとかって。」


声を落としたヨナが、補足するように静かに言う。




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