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《イケメン革命》.Alice. 《夢小説》

第3章 With Jonah(ヨナ) Act2




「…アリス?」
「もう!どうして勝手にフラフラどこかに消えちゃうの!?」


怒りながら、ズンズンとバルコニーに入って来たアリスがヨナに向かって来た。


アリスは、手前で止まって腰に手を当てると、いつもより凄みを増した顔でヨナを見た。一瞬ビクッとしたヨナだったが、すぐにキッとアリスを睨み返してみる。


「別にっ…君は俺なんかいなくてもいいでしょっ…」
「…何言ってるの?」
「俺が綺麗だって言わなくても、皆が言ってくれるじゃないか。」


視線を逸らした寂しそうにヨナが紡ぐ。


「……それが勝手にどっか行った理由?」
「…そうだけど悪い?」


悪びれるそぶりもなく、ツンと答えたヨナに、アリスは真顔でツカツカと近づいた。これはもしかしてと、ビンタを予期してヨナが目を瞑ると、唇に柔らかい何かが触れた。




ヨナがパチクリと目を開けると、ヨナの唇に押し付けられたのはフワフワのマシュマロだった。







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