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《イケメン革命》.Alice. 《夢小説》

第3章 With Jonah(ヨナ) Act2





「あ」
「お」


ドアが開くなり、アリスは見知った紫の瞳と目が合った。


フェンリルが、アリスの普段とは違うドレス姿を、てっぺんからつま先まで舐めるように見ると、フッと笑顔になった。


「ん、今日はますますいい女だな、アリス。」
「……っ」


軽々しく吐かれる歯の浮くような言葉の数々に、今日二回目の嫌気がさしたヨナは、ぐいとアリスを自分の方に引き寄せた。


「わっ」
「行くよ、アリス。君のパートナーは俺なんだから。」



ヨナはアリスの手を取り馬車を降りると、見惚れたようにアリスを見つめるフェンリルを突っ切って、会場の中に入っていく。







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