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《イケメン革命》.Alice. 《夢小説》

第3章 With Jonah(ヨナ) Act2




「わぁ… すごい。」
「……。アリスはそんなことで驚いてるの?」


荘厳な建物を目にしたアリスの目がキラキラと光る。


見飽きたような顔をしたヨナが、新鮮な反応を示すアリスを興味深そうに見た。


「だって私にとって、クレイドルで初めてのダンスパーティーだもんっ」
「…嬉しそうだね。こういうの好きなの?」
「別に好きってわけじゃないけど、嬉しいよ。ヨナと一緒に行けるんだから。」


無邪気に答えたアリスに、ヨナは言葉に詰まった。さらっと言われた一言に、嬉しさが込み上げて、顔がパッと熱くなる。


「きっ君は…本当に単純な人だねっ!」
「そうかな、こういうのは女の子の夢だと思うけど。」



真っ赤な顔を逸らしたヨナが言い、アリスが淡々とそれに答えたところで、馬車が停止し、両開きのドアが開いた。








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