• テキストサイズ

《イケメン革命》.Alice. 《夢小説》

第2章 With Ray(レイ) 





「ヨ、ヨナ....?」
「俺は任務を全うする。....でも、君を独りで逝かせやしないから安心して。」

片方の手で、アリスの髪を優しく撫でたヨナは、アリスが今まで見たどのヨナよりも穏やかな顔で微笑んでいる。そして、軽くアリスの頭にキスを落とした。


「俺も一緒に、死んであげる。」

言ったヨナに、迷いの色は一切ない。穏やかなヨナの心音がそれを伝えている。ヨナはアリスごと自分の心臓を貫く気だ。



「.....アリスを離せっ」
「誰に向かって口を聞いてるのさ。」


魔力切れで意識が朦朧とし始めたレイは、足取りがおぼつかない。

それでも、アリスの身の危険を感じ、必死に迫って来る。



/ 194ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp