第18章 幼なじみな奴ら
智也『ねぇ……… ふたりはさみしくないの?
なんでそんなにつおい(強い)の?』
旬『ん?まぁな。 ………おれらふたりとも、とおちゃんもかあちゃんもおぼえてないからな。
だから、ふみよ(園長先生)がとおちゃんなんだよ。
それでじゅんはおとうと。だからぜんぜんさみしくないよ。』
潤『そうだよ。 だから、ともくんはボクたちのおとうと……
ん?おなじとしってことはボクたちみつご(三つ子ってことになるね。えへへ』
智也『みちゅご(三つ子)………?』
旬『そうだな。 あははっ………。ボクたちみつごだ。
な? ぜんぜんさみしくないだろ?』
智也『うんっ………! しゃみしくないっ。
ボクしゅんくんもじゅんくんも だ~~い、だ~~いしゅきっ』
そう言うと二人の間に飛びつくようにして抱きついてきた。